誇るべき日本文化、その諸能の原点を知る

言霊の幸はふ国

昔の人は、「日本は言霊によって幸はふ国」と言いました。
しきしまの やまとの国は 言霊の 幸(さき)はふ国ぞ
ま幸(さき)くありこそ  柿本人麻呂
この頃はまだ、言霊に力があることを人々は知っていました。
力があるからこそ、言挙げせぬ国ともいって、言葉は大切に使われていました。「男は弁解するな」とか、「男は無口なほうが良い」いうように、無造作に、言葉を扱わないことが慣習になっていました。一音一音が神様の名前でもあるからです。

やまと言葉にある強い力

言霊には力があり、人に与える影響が大きいと分かると、明るい言葉を使い、暴力的な言葉、暗い言葉は使わないように心がけること大切とわかります。
歌でも、叙情的な昔の歌を歌うことで、心がやすまります。私は、アニメは好きですが、最近のアニメは、暴力的な言葉のオンパレードのようで刺激的な、絵や言葉がエスカレートしているようです。これらを、聞いていると体調がおかしくなってきます。
 
文章には、音読みの漢字が多く使われますが、それを、そのまま話し言葉でも使われることが多くあります。

例えば、おかげさまです、ありがとうございます、といった言葉を「感謝します」、「サンキュウ」などといっても言霊の良い働きは出てきません。
感謝しますは、とても大切な言葉ですが、やはり、話し言葉である、やまとことばを選んで使うのが良いと思います。

たおやかな大和言葉、それに力があるのは、魂合気もたおやかさが、大切であることと共通します。

音読みの言葉や外国の言葉を発しても、なぜ、「幸はふ」力が出ないかというと、それは日本語の47音に不思議な力があるからです。

日本の言葉には一音一音に父音と母音が入ります。この父音と母音をはっきりと発音することが言霊が生きてくる大切なことです。

昔の文字、これを神代文字といいますが、アヒル文字、タネコ文字、アワ文字、イズモ文字、モリツネ文字、等々何十種類もの文字があります。数千年の長い歴史があるからでしょう。神社に残る文献の多くは、アヒル文字、アヒル草文字(草書体)です。あひるの意味は、天日霊(あひる)といったところです。  

アヒル文字47音表について

表の配列は、今と違い横列のアカサタナハマヤラワは、アヒル文字では、ウスフツルヌクユムウです。このウスフツルヌクユムウが発音が父音になるのです。
1番目のウと10番目のウの違いは、10番目のウは倍音が入ることです。ですからウに濁音の点々をかぶせたものもあります。
アヒル文字について言うと、今とは違って、ワ行とヤ行は5音あって、ア行の音が2つしかありません。これは、ヒフミ歌に使われていた文字を見ると分かります
父音のウスフツルヌクユムウは、一定の自然的な秩序で律動する宇宙の音をそのまま表しているようです。
最初のウの波動が、より高い波動を含む倍音のウになっています。
宇宙をはじめ、原子に至る全てが、生まれて巡ってえ、また生まれていく変遷を写しているとのことです。

縦行の母音は、うおいえあです。  

言霊の力を知る

画像の説明

昔は父音が大切にされました。これに母音を組み合わせて、47音が生まれました。これが本来の子音です。
父音と母音を、均等に、はっきりと発声することが大切です。
そこで、表にふりがなをふってみました。
父音のウスフツルヌクユムウを声に出してみると分かりますが、口が大きく開きません。この口を開けないのが自然です。プロの歌手で、長く活動されている方は、口を開けていません。この方が自然なので、心に響くのです。
小学校で先生が、口を大きく開けて読みましょうとか、歌いましょうというものだから、学校の歌を嫌いになるし、上手く歌えなくなるのだと思います。
菅原洋一は音大出身でしたが、レコード会社に入ったときに、君のように口を大きく開けるとレコードは売れないから、口を開けない稽古をして下さいといわれ、素直に稽古したという話をしていました。

言霊の力を知る

言霊の力は、魂合気が利くかどうかで試してみても良いです。合気上げで試してみると、ビックリすると思います。
今の時代のは 母音の発音を主体にしていますが、これと父音母音をはっきり発音したときえお比べると、その違いが、はっきり分かります。

例えば、「つとちてた」、といって声をだしたときと「つう、つお、つい、つえ、つあ」と出したときを比べてみます。
あるいは、「なかやまわ」と「ぬあ、くあ、ゆあ、むあ、うあ」とを比べてみます。この「う゛あ」には、倍音が入ります。

また言葉でも試してみましょう。。
例えば、「がんばってね」といってから合気上げを試すと、まったく上がりません。上がる気さえもしないのです。これに代わる日本語は何でしょう。「気張ってね」でしょうか、「きはってね」これを発すると簡単に上がります。
「お大事に」これも、音読みですから上がりません。これに代わる日本語は、「清めてね」かなと思い試しました。これも上がりますし、お大事にと大きな差があります。
「たまあいき」と唱えても、力ではなく上がります。

試した人は、「昔の発声をしただけで、体に軸が通ることが、はっきりと感じられます」といいました。
このように、音で軸が通と、姿勢によってできる力にも、まさるとも劣らない気の力が生じます。

この軸こそが、生きる力となって、命を支えていたのだろうと思います。昔の日本人のスタミナは、このような、日本語の、父母のそろった音の力によって、「言霊の幸きはふ国」のご守護があったのでしょう。

書き順

ちなみに父音の書き順ですが、ツ行は、始点から左回りに、ル行は始点から右回りに書きます。
ヌ行はまた始点から左回りに、ク行は右回りに書きます。
ム行は、ヌとクを合わせたように、左回り、右回りと書きます。ウ行は左まわりです。

はじめに言霊ありき

日本人の姿勢が、なぜ生まれたかというと、はじめに言霊があったからです。
書いた文字は形霊といいます。ある程度大きな声で、昔の発音をします。小声では、口の周りだけで下まで響かないので、言霊が働きませんが、響く声なら、仙骨に重心が集まってくるのが分かります。
発音を繰り返すほど、気が下がってきます。そして自然と、日本人の腰の平らな姿勢ができてきます。ここに気が集まれば、気が回るのです。ですから、多少姿勢も動きも満足でなくても、合気が利きます。
父音と母音が一音に入っている音が、音霊の原理です。
同じ言葉を、いまの母音主体の発音で試してみると、言霊の働きは全く出ません。「祝詞にルビをふって唱えるようにしてから、良いことがたくさん出てきました、神様が喜んでいるようです」といったメールをいただきました。このような発音をすると、良さが分かってきます。これには、本当に、神様の祝福があるようです。

ちなみに言葉でも試してみました。
例えば、「がんばってね」といって合気上げをしてみると、まったく利きません。上がる気さえもしないのです。これに代わる日本語は何でしょう。「気張ってね」でしょうか、「きはつてね」これを発すると合気上げで、簡単に上がります。
「お大事に」これも、音読みですから上がりません。これに代わる日本語は、「清めてね」かなと思い試しました。これも上がりますし、お大事にと大きな差があります。
「たまあいき」これを唱えて合気上げ、これも、力なくても上がります。

神名書

次の表は、ひふみ祝詞、あるいは、神名書といいます。四十七の言霊は、一音一音が神の名ということで、神名書といいます。
これを、唱えるときには、カンコトハヨソアマリナツと唱えてから、ひふみよいむなやと続けます。
ひふみの歌の意味は、中山康直氏の著書、「麻ことの話」の中に次のようにあります。
ヒフミヨイムナヤコトモチロ(一二三四五六七八九十百千万
ラネシキ(蘭根蒔き)ルユイ(糸結い)
ツワヌ(強い)ソヲ(麻を)タハクメ(多く育め)
カウヲ(交う悪)エニサリヘ(遠くに去り)
テノ(天の)マスアセ(増す汗)ホレケ(ほれよ)
という意味になるとのことです。 

画像の説明

安座
画像の説明

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional